Bizmatesというオンライン英会話のレッスンを、毎日受けている。
英語は使わないと忘れる。かといって、一人で勉強するのは楽しくない。最近は安いAIレッスンも出てきたが、話すなら生身の人間がいい。
Bizmatesでは、多くの先生の中から、時間が合う先生を選ぶ。初めての先生のこともあれば、そうでないこともある。質の高い先生は、あまり多くない印象だ。AI化の波なのか、給与の問題なのか、理由はわからない。だから、質の高い先生に当たったら、キープしておきたい。先生とやりとりしている間は、お気に入りに入れるかどうかを常に考えている。
その吟味は、レッスン前から始まっている。写真が変ではないか。自己紹介の話し方に妙な訛りはないか。レッスンが始まれば、遅刻していないか、英語力は高いか、プロフィールと実際に乖離はないか、などを見る。自分の基準を満たしていれば、「お気に入り」ボタンを押すことが多いように思う。会話が超絶面白いなど、特筆すべき強みがあれば、劣る部分を補ってお気に入りに入れることもあり、判断は柔軟だ。ただ、遅刻だけはレッドフラッグにしている。自分ルールとして。
今日は、判断に迷う先生に出会った。
その先生は2分ほど遅刻した。発音はきれいで、教材の準備もスムーズ、進め方にも問題はない。レッスン終了5分前に、用意された教材の問題をすべて答え終わったが、「もう一つ質問を用意している」と言って、会話は途切れなかった。残り1分になると、「残り1分あるから」と、さらにもう一つ質問を用意してくれていた。それにも答え、いくつか問答を続けるうちに、終了時間から2分ほど過ぎていた。
「残り1分あるから」という言葉以外は、ものすごく良い感じだった。
いざ終わるとき、先生はこう言った。「わお、私たちの会話に花が咲いて、ちょっと延長までしちゃったね。Well done! でも、あなたがちょっと遅れたから、長さとしてはちょうどぐらいね。」
この終わりの挨拶がなければ、最初の2分を逃したことは気にせず、すんなり「お気に入り」を押していただろう。判断に迷う。