朝のジムを終え、いよてつ髙島屋のニトリへ。新しい部屋のカーテンを買うつもりで、窓の寸法も100×116cmと、きっちり測ってきた。と思っていた。

ところが店員さんに聞くと、窓を測れば終わりではなかった。出窓かどうか、カーテンレールが窓枠の内側か外側か。丈はレールのランナーを起点に測り、窓の下にも余裕を持たせる。既製品には丈110cmと135cmがあるが、私の「116cm」という数字だけで110cmを選ぶのは、どうも心もとない。

心の中では「もう110cmでええやろ」と、ほぼ買う気になっていた。どうやらその声が漏れていたらしく、店員さんは、一般的には窓の下まで余裕を持たせて選ぶものだと丁寧に説明してくれた。それでも私は「全然大丈夫かなという気がするんですが、それでもやめといた方がいいと言い切れますか?(笑)」と食い下がる。一般的には勧めないが、最後は私次第ということらしい。

愛媛には、今治など東予は商売気質で、松山のある中予はおっとりしている、という言い方がある。今日もし110cmをワンプッシュされていたら、私は間違いなく買っていたと思う。けれど、そうはせず、考える余地を残してくれた。たった一人の接客で松山全体を語るのは雑だが、こういうところが心地よく、私がこの街を好きな理由なのかもしれない。

結局、カーテンは買わなかったが、心は晴れ渡っていた。

それに呼応するかのように、外は信じられないほどの快晴。長く工事をしていた松山市駅前もきれいになっている。部屋の窓に新しいカーテンはまだつけられないが、今日は駅前のスタバで少し作業をしよう。